目次
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  • バランス信号とアンバランス信号の違いについて
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  • ノイズの原因と対策について
  • ドラムレコーディングやライブで使えるおすすめマイク
  • ミックス・マスタリングで使えるおすすめプラグイン

  • その他
  • レコーディングで耳を鍛える方法!
  • デジタルとアナログの違いについて
  • レコーディングエンジニアに対してしてはいけないこと
  • いい機材を買えばいいってもんじゃない!


  • 2016年06月14日

    マスタリングでEQ(イコライザー)を使う方法

    マスタリングではほぼ間違いなくEQを使いますが、
    具体的にはどういう風に使ったらいいか分からない人も多いと思います。


    特にルールはありませんが、
    セオリーはあります。


    マスタリング方法についてはこちらもご覧下さい
    マスタリングの流れ・おおまかな方法について
    マスタリングでエフェクト(プラグイン)をかける順番について

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    まず、マスタリングでEQを使う場合、
    極端に調整することはほぼありません。



    あくまで、うっすら、微調整の目的でかけます。



    極端にかけないといけない場合は、
    ミックスに問題があると思ってもらって間違いありません・・・・


    可能であればミックスに戻って調整し直しましょう。




    EQの機種はどんなものでもかまいませんが、
    できればQの幅など細かく調整できるものがいいでしょう。

    アウトボードなどはQが固定だったりするので
    あまり使われないかと思いきやそうでもありません笑
    その機材が持っている独特の音を付加するためにあえて使うことはよくあります。


    でもまずはそういったものは使わず、
    練習のつもりでグラフィックイコライザを使いましょう。



    さて、実際にマスタリングでEQしていくわけですが、

    普段聞いているプロの曲をリファレンス(参考)音源にして
    聴き比べながら作業を進めます。

    リファレンス音源に近づくように調整しましょう。



    基本的に、Qの幅は広めで使います。

    ある一部分だけ突出してブーストしたりカットしたりということがなく、
    違和感がないように調整するためですね。


    ゆるやかに.jpg

    こんな感じでゆるやかにEQするようにします。


    こちらの記事
    マスタリングでエフェクト(プラグイン)をかける順番について
    でも言いましたが、音質調整用のEQはリニアフェイズタイプのものがいいでしょう。

    リニアフェイズだと、位相を崩すことなくEQができます。



    もちろん、リファレンス音源と聴き比べて、
    何も調整する必要がなかったら無理にEQをしないでもOKです!!



    ここで、よくある問題と、それに対するEQレシピを紹介したいと思います。



    @低域がモワモワして全体的に抜けない印象

    色んな音がたまりやすい100〜200Hzの部分でポイントを探し出して、
    その部分をカットしてみよう!

    ポイントを探し出す方法は、
    EQブーストスイープ作戦で。

    すいーぷ.jpg



    Aきらびやかさが足りない

    8kHz以上の広域をシェルビングEQでブーストしてみよう!

    8kHz以上をシェルビング.jpg

    こんな感じで。




    B曲全体を通してスカスカな印象

    中域〜中広域をブーストしてみよう!




    こんな感じになりますが、
    どれぐらいブーストorカットするかはケースバイケースです。

    また、ある一部分の帯域だけ必要ないっていう場合は、
    ゆるやかなEQではなくて、あえてQの幅を狭めて、
    ポイントを絞ってカットするということもあります。


    その辺は自分の耳を信じて判断しましょう!




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    posted by ニッキ at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マスタリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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